レインツリーの国 有川 浩いつか読書する日1%の奇跡 アトピーから生き返った私の25年間 明石 郁生 『いつか読書する日』は図書館小説というか、フィクションというか、図書館がわずかに出てくる映画。岸部一徳サマLOVEな私には外せません。私の生まれ故郷が舞台だってことは、後で知った。ハリウッド映画ばかり観る、こういう日常生活的なドラマが嫌いなダンナも面白い面白いと最後まで鑑賞。ラストはこうなるしかないのかなあやっぱり、とちょっと残念だったけど。
 田中裕子演ずる美奈子と岸部一徳演ずる槐多は高校時代付き合っていたのだけれど、互いの親が不倫中事故にあって亡くなって疎遠になってしまう(実はそれだけじゃなかったんだけど)。高校時代の二人が図書館で見つめ合っているシーンが出てくる。美奈子は独身。槐多は余命わずかな妻を看病中。それでも槐多を思い続けている美奈子。そしてそれは実は槐多も同じ…。昼メロっぽいっすね。いいっすね。美奈子の自宅のいっぱい本の詰まった立派な書架に目を奪われました。古ーいハヤカワポケットミステリがみっちり並んでいるのが印象的。

 『1%の奇跡』はひどいアトピーで苦しみ続け、アメリカの治療でよくなり、同じように苦しんでいる人のために勉強会やカウンセリングを行っている明石郁生さんの著作。ステロイドのリバウンドがこれほど恐ろしいものとは…。聖書のヨブ記を読んでいるような気になります。ちょもがアトピー治療中なので、明石さんの『日本のアトピー治療は発展途上』という言葉には考えさせられました。お医者さんになる人には、産婦人科や小児科に比べて夜間不定勤務や訴訟が少ないから、眼科とか皮膚科とかが最近人気なんだと聞き及ぶにつけ、皮膚科に偏見を持ちそうな自分がいる。頑張ってくれよ!と思う。

 『図書館内乱』に出てくる『レインツリーの国』。有川さんの言葉の尽くし方が心地よかったです。会話というコミュニケーションが難しい、大切に言葉を綴るひとみに惹かれた伸が、言葉でひとみを励まし、通じ合おうとする必死な姿には、ちょっと感動します。

 後は『12人の優しい日本人』を観、秦建日子『推理小説』を読み、遅ればせながら筒井康隆『パプリカ』を読んでいるところです。『推理小説』は、登場人物が私にとっては多くて、人物を覚えるのが大変だった。推理小説篠原涼子さん、とても好きなのにあんな夜中(?)のドラマは幼児のいる家庭では観られないので、せめて原作?ノベライズ?だけでも、と読んでみました。 瀬崎を見て、説明的な振る舞いの一切を拒絶したムルソーを思い浮かべるのは、私だけ?
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