![yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21agBYAYWtL.jpg)
国語科とコラボして、高校生に読んでもらいたい“現代小説”の下読みをしている(ってそれは言われなくてもやってることですが)。先生にとって、若い作家の小説を読むのは相当“苦痛”らしいのだ。評価の定まっていない新作から名作を掘り起こすには忙しすぎることもあるのだろうし、頻繁に破られる日本語のルールに耐えられないのかもしれない。私は美しい日本語というのが分からない性質だし、なんでも面白がるのが好きなので全く苦でない。しかし私は読んでもらいたいというよりは、これなら高校生もガマンして読んでくれるだろうという作品を先生に紹介している。私は出会った本が読むべき本なのだと思っている。どんな本でもめぐり合った意味がある。だから何でも読めばいいじゃんと心の底から思っている。読書に教育的配慮なんてできるのだろうか。同じ本を読んでも、Aという人とBという人が得ることは同じでないはずだ。心の作用は一人一人違うのだから。小説でしょ?評論文じゃないんだから。文学作品に欠かせない(?)性的描写しか目に入らない子だっている。先生が目の色を変えて、高校生が決して手に取らない本を学校図書館に充実させることに意味があるのだろうか。さあ、何を読んでも自由だよ、というのだろうか。
近年出たものに加え、今回は『卒業』『檸檬のころ』『4TEEN』『樹上のゆりかご』『夜のピクニック』『西の魔女が死んだ』『幸福な食卓』などを再読して、書誌事項、あらすじとオススメポイント等を一覧にして第一弾を渡す。リストを見て第一声「重松さんしか分からない〜」。次は村上龍さんとか山田詠美さんとかも入れよう。
今回も『ヨムヨム』よかったっすね。表紙ピンクだし。
図書館フィクションとしては『僕たちの変拍子』『ビブリオテーク・リヴ』『栞と紙魚子』等を読む。『栞と紙魚子』は書店と古書店だから違うか。生首を飼うのが面白かった。あとクトルーちゃんとヨグがいい。そういえばこのブログには村上春樹さんの図書館フィクションを全然載せていないので、再読して記録しておこうと思う。何のため?