
事情があって、ウチのバカ弟の配偶者がウチにきている。おじいさんたちにとっては、本当に見ず知らずの若いお姉ちゃんなのだが、ダンナのウチの人はみんな程よくボケっとしているので、キクちゃん(仮名)は非常によく馴染んでいる。いまどきのムスメさんなのだが、一応居候という意識はあるらしく、風呂は私とちびと一緒に入るという。衝撃的で忘れられないことが二つあって、ウィークデーだけれど、日記を書いてみた:
キク「おねーさん、ダブル洗顔ってホントよくないんですよ。チズさんもそういってました。」
私「へぇー」
と言っている間に、キクちゃんは私のクレンジングオイルでゴシゴシ顔を洗い、お湯で流してから、石鹸を泡立ててこれまたゴシゴシ洗っていた。ちょっとちょっとそれをダブル洗顔というんじゃないのかと思っていたら、お湯で流してから、また石鹸で顔を洗っていた。え?ダブル洗顔がいけないって、トリプルにしろってことなの?と思っていたら、キクちゃんはある部分のケをバリバリとむしり始めた。私とチビがあっけにとられて思わず見つめてしまうと、キクちゃんはえへへと笑いながら、
「間引きしてるんです。お医者さん行ったら恥ずかしいでしょ?」
と言った。電車で化粧をする心理はこんな感じなのかと思うと同時に、私はキクちゃんのすっかり身内なんだなあとしみじみ思った。そう、キクちゃんは今妊婦さんなのです。
本多さんの新刊は、私が本屋にいる間も2、3人が手に取っていた。出だしが『二十歳の原点』とは!まだそこしか読んでないけれど、懐かしさムンムンです。